28人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
高校生万歳
中学の頃からずっと一人で登校してた俺は今更ながら二人っていいなってことに気づいた。
と言うのも、毎日俺の彼女……。俺の彼女! そう、俺の彼女なんだよぐへへへへ。やっべーそう俺の彼女。彼女彼女彼女彼女ー!
おっとトリップした。まあ俺の美人な彼女の神谷琴音(かみやことね)さんが毎日家まで迎えに来てくれるんだよねー。
そんなの悪いよ。俺が迎えに行くよ、と言ったんだけど、進行方向が逆だから良いのだ。と言っていたのでまあ無理矢理ながら納得した。
そして、今の俺の夢は……。
琴音さんとー……そのっあのっえっとキッ……キス……なんかをしたいなーなんて……いや、あは、あははははははは。
まだ速いね。うん速すぎる。お互い良く知らないといけないし、それにキスしようって言うのはなんか恥ずかしいし。
とにかく、女性恐怖症も鎮静化してきたことだし、このまま普通に接していきゆくゆくは……せっせせせせ接吻なぞを……。
まっまあ! 学校の支度も終わったし、時計の針も両方七を指してる。そろそろ時間だし外行くかな。
最初のコメントを投稿しよう!