episode2

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「未来でそんな事が…」 「チップは先生…望のどこに埋めているんですか?」 「脳です」 脳? 「本当に俺の頭にあるのか?別に何も感じないけどな」 「まっ小さいから負担にはならないと思うわ」 そうか…なら安心だな 「しかしこれからどうするんだ?真帆」 「…まずは学の研究所を見つけて…ロボットを破壊する」 「え?あんな小さいロボットも壊すのか?」 大丈夫じゃないか? 「あれは未完成に近い…下手すれば暴れ出すかもしれない」 何だと? 「そうね…学はたくさんロボットを作り発表した…気付いたわ…学が実隆を殺したのだと」 母さん… 「でも証拠がなくて…訴えることが出来なかった」 「何で?」 「消滅したからだ」 消滅? 「燃やしたのよ…全てね…しかも実隆も一緒に‼」 なっ⁉ 「悔しかった…許せなかった。でもどうしょうもなくて」 母さん… 「真帆さん…学を…学に天罰を‼」 「…心配しなくても死にますよ…魔族が手を下す。それが運命」 運命? 「命を失ったら…戻すことは不可能だ。だから2人を守る。」 戻すことは不可能? 「待て…なら母さんは何で生き返ったんだ?」 「…1回だけ術が使える…だから生き返ったんだ」 あ~なるほど… 「さてと…話は終わりだ…とりあえず…学校には行くようにしよう」 何で? 「結界が張ってあるから…安心だ…しかし香織さんが問題だな」 私が? 「時間を戻すか…」 はい? 「クロックリバー」 「キャー」 「母さん⁉」 「心配するな…見ていろ」 あっ…あ~⁉
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