episode2

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「いたいた…」 この姿じゃ目立つな…何か化ける物は… 「なんだこれ?きれいだな」 これに変身して行くか 「…望って案外ひどいのね‼きれい…とか言ってくれないのよ」 「親子ですし…照れてるんでしょ」 そうかしら? 「ん?望…望の肩に何かのってるぞ」 「蝶ね…見た事無いの?」 「ないですね」 生き物は…私は見た事ない… 「…」 何か変な蝶だな… 「おーいついたぞ」 「キャハ‼楽しみね…私ついていけるかしら?」 「…さぁ」 「…」 何だか何もなかったように進んでいる…真帆はあの時と同じで話すこともなくて… 「…」 少し寂しかった 「先生‼ご飯食べよう‼」 「え?」 「お昼…わっ先生の肩に蝶が」 え? 「いつのまに?」 「やだ気持ち悪い」 パシッ 「あっ…」 「よっし…行こう」 ちょっと引っ張るな 「あっ…」 真帆… 「…」 「理乃さん‼」 「望…ちょっといいか?」 え?あっああ… 「なっ何で先生に向かって呼び捨てに」 「信じられないわ‼」 「だったらお前らも呼べばいいだろ?」 なっむかつく‼ 「真帆…行こう話があるんだろ?」 まっ真帆? 「そんな…先生まで」 「2人は一体どんな関係よ?」 え?俺達は… 「ただの先生と生徒…それだけだ」 「なら何で?」 「…お前達に話す理由などない?」 真帆…そんな言い方は良くないよ… 「行くぞ」 「あっうん…じゃ」 「…」 「いたーい‼そんな引っ張るな…痛いだろ」 「うるさい…早くこい」 何だよ…全く 「ここなら大丈夫だな」 屋上? 「なんだよ一体?」 「しばらく私の側にいてくれ」 ドキッ
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