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「何だよいきなり」
「結界が消えた…授業中も違和感があってな…今調べたら消えてた」
何?
「…昨日はあったんだろ?」
「ああ…間違いない」
じゃー何で?
「魔族が消したか…いやそんな事出来るはずがない…誰かに触れて入るなら出来ないこともないが…」
触れて…?
「蝶…そうだ…朝お前の肩に蝶とか言う生き物がとまっていたな…」
「え?あれ朝からいたのか?さっき飛んでったよ」
さっき?
「…魔族がなりすましたのか?言わば化けたわけだ」
え?蝶にか?
「…」
「まさか…あり得ないだろ?」
「…」
マジかよ?
「飛んだのは不思議だな…殺すタイミングを見つけるためなら離れないはずだ」
「あ~さっきの女の子達が気持ち悪くてパシッて叩いたんだよ」
なるほど…それでか
「…もしその蝶が魔族が化けたものなら…その2人危険だな」
え?どういうことだ?
「いったいな…よくもやったな…人間のくせに」
見つけ出して…始末してやるよ…せっかく様子見に来たのに…腹立つな💢
「はあ…何か嫌だな…あのこ…先生と仲良くて」
「好きなら告ればいいのよ‼何でしないわけ?」
それは…
「だって気まずくなるじゃん」
やれやれ
「あれ?あそこ蝶がいるよ…さっきのかな?」「どうでもいいわよ…あ~あんな所に2人仲良く‼理乃さんのどこがいいのよ」
いやいや…付き合ってないって言ったじゃん?
「…」
見つけた…案外早く見つかったな…さてと
「ショーの始まりだ」
闇の力よ…
「ダークブロード」
ヒュードカーン
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