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「…ﾆｺｯ」
「真帆…？あっ…そうか…もう一つの未来から来たのか」
？
「ﾏﾘｱから話を聞いて来たんだな…2人は元気か？」
3人で幸せに暮らしてるか？
「何を言ってる…ﾏﾘｱは私を生んで…ﾛﾎﾞｯﾄに殺されたぞ…翼は私が4歳の時にﾊﾞﾗﾊﾞﾗになって散った」
え？ﾛﾎﾞｯﾄ…？
「分からないのか？あの夜は痛い愛しあいかたしただろ？望」
この感じ…真帆なのか？
「真帆‼なっ何で？確かにあの時は…冷たくなって…死んだはずだろ？」
「魂が入ってる…人間の」
魂？人間？
「分かるように話してくれ」
頭が…混乱してるんだ
「神様が戻った後…ﾘｽﾞから貰った瓶の中に魂が入っていたんだ。人間の魂だ」
瓶？
「ﾏﾘｱがﾘｽﾞから貰って…神様に話したらしいが…聞いてないのか？」
「聞いてない」
何だと？
「神様も人が悪いな…私生き返るの分かってたくせに話さなかったのか？望が驚くのも無理ないか」
ええ～俺が…冷え切った真帆を連れて神様の所行った時には…すでに知ってたのか？戻るって…
「早く会いに行きたくて…散らばったﾛﾎﾞｯﾄ達の破片で作って来たんだ。」
破片で？
「未来にはﾛﾎﾞｯﾄはいない…光族もみな生き返った。魔族を除いては…」
そうか…
「でも人間の魂って一体誰を？」
「ﾏﾘｱは研究所でﾘｽﾞに会ったらしいが…変な気を感じて…危険だって分かってても行ったんだ…」
ﾏﾘｱが…
「ﾘｽﾞがいたのは…望と私が呼んだって…聞いた」
そう言えば…俺にも話しかけてたな…見えなかったけど…
「研究所って事は…人間の魂って事は…まさか⁉」
「学だ…実隆を殺した…学の魂が私の中に流れている」
⁉
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