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みんなそれぞれ人生を送っている…
「…ん?あれは…」
「ふぅ…」
「もしや…魔族のマリア姫かな?」
え?
「あっ…」
「ここに来たのは…あなたと話したくて…あの…」
翼…ですね…ようやく会えました
「私は戦いたくありません。あなたは?私を殺すのですか?」
「いいえ…俺は」
マリア達はようやく出会えたようだ。次の未来は…3人一緒に行けるだろう
「神様‼あまり人間界に顔出すのはやめて下さい」
「そうです…いくら世話になったからと言って…他の人間に見られたらどうするのです」
うぐっ
「すまん…」
「神様は…あの女が気になるのですよ…」
「え?まさか…相手は人間ですよ?」
神様がそんな感情持つとは…
「あら真帆だって人間に恋してますし…子供までいるんです…ありえます」
「あり得ん‼」
ビクッ
「私が香織を気にするわけないだろ?変なこと言うな」
気にしてるんだ…と光族達は思っただろう。神様って案外分かりやすいな…
「…」
真帆ちゃんに子供か…ついに孫に逢えるわ~
「西山さん?ぼーっとしてないで仕事仕事‼」
「あっ…ごめんなさい」
帰ったらお祝いしなきゃね‼
「フフッ」
嬉しそうに仕事をしている香織さんだが…周りには変に思われてるんだろうな
「よしついたな」
「ああ」
「真帆…」
何だ?
「お帰り」
「‼」
望…
「あっ…ただいま」
「ニィッ」
「フッ…」
帰れる場所…私にはちゃんとある…待ってくれてる人が居る…翼…マリア…私は今が一番幸せだ…きっとこれからも…ずっと…
END
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