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「…」
「まだ生きてるだろ?話聞かせてもらおうか?」
「…」
「学のいる研究所は何処だ?」
教えろ
「…教えると思うわけ?あそこには…僕達が生き残るために存在した場所…壊されてたまるもんか」
…
「光族ばかり生き残って…僕達が何をしたんだよ?裏切ったのはどっちかなんて…もうどうだっていいじゃないか」
キイル…
「…300年前の事だ…もう遠いじゃないか」
「…復讐は新たな憎しみを生むもの…私とて…一緒に暮らせるなら暮らしたい…」
何?
「だが未来には魔族はいないのだ…みんな死んだ…何に殺されたか分かるか?今お前らが奪おうとしているチップと学の作ったロボットに殺されたんだ」
ロボット?
「なるほど…それで止めに来たわけか…」
「教えろ」
結局…何かに頼ると奪われるんだ…僕達は闇しかないんだ…光の世界には生きれない
「…」
「キイル?」
「自分で探すしかない…僕はテレポで帰るから…場所は知らない…」
何だと⁉
「マリアとユロなら知ってるだろう。買い物行くからな」
マリア…
「…だが…ロボット達は光族を殺してるんだろ?いい気味だ」
貴様‼
「…」
ぱぁ~
「何だ?」
「呪いだ…お前は二度と光の力を使えない…クスクス」
何?
「…」
キイル?おい…
「…やってくれたな…」
傷治せないな…だが時間を戻すことは出来るはずだ
「クロックリバー」
光が使えなくとも戦う。私は死なない…あいつを守るまでは…
「終わったのか?」
「みたいね…」
バッ
「望‼ちょっとどこ行くのよ」
真帆‼
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