episode1

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「先生先に失礼しますね」 「西山先生…予定でも?」 「本を返しに…」 あーなるほど… 「わざわざ…図書館に行かなくとも…学校の図書室で借りればいいのに」 「いや~全部読んだもので」 マジですか? 「それに図書館の方が新作早く入って来るんでね」 まー確かに… 「では」 「お気をつけて」 「…」 日誌も書いたし…行くか 「まっ学校にいれば何も問題ない」 スタスタ 「…」 「あら?理乃真帆さん」 何だ…朝の奴らか 「本当に…何考えてるのかしらね?」 「そうよね?あんな態度だけどさ先生の気を引きたいんじゃないの?」 は?意味が分からないが? 「先生は渡さないわよ?」 「うざっ‼」 何ですって💢 「邪魔だどけ‼私が人間など好きになるわけないだろ?」 「人間って…」 「…」 スタスタ 「ちょっ待ちなさいよ」 うるさいな… 「ん?」 何か変な感じだ…まさか 「…⁉」 「何よ?いきなり走り出して」 「さあ?」 バン 「あら理乃さん…とうしたの?」 「西山先生は?」 「あ~帰られたわ」 やはり‼ 「図書館行くって言ってたわね」 図書館? 「ありがとうございます」 時間がない…まさか学校出てるとは… 奴が来るぞ 「はい…これ」 「おっよく来たな」 「何か新作来たか?」 新作ね… 「持ってくるから座って待ってろ」 「分かった」 たくさん来てるといいな 「…」 暇だな 「おーい…持ってきたぞ」 「何だよ…これだけか」 「1週間でそんな入るわけ無いだろ」 まっ確かに… 「そうだな…これにするか」 ピシッ 「ん?何のおと…」 バリーン 「うわ~」
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