episode1

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「行くわよ」 チャキッ 「…火剣」 ボワッ 「来い」 「理乃⁉」 理乃の手から炎が⁉何か剣の形に見えるけど…熱くないのか? 「はっ」 カキン 「お前なんかに負けないわ…」 「…」 何か言いなさいよ… 「ふっ…はっ」 キシン 「…魔族はそこまで強くないと聞くが…本当のようだな」 なっ何ですって? 「光剣…ホーリーブレス」 剣の色が白に変わった… 「死ね…」 シュッ 「消えた?理乃?」 「ふん…私には見えるわ…後ろね」 バッ 「残念…」 なっ?上⁉ 「はっ」 シューズドーン 「…」 「理乃?え?」 ブシャ 「にっ…にいさ…ん」 ドサッ…シュン 「あっ…消えた?」 「ちょっと…穴が空いたな」 え? 「図書館…」 半分なくなってる…道路には…普通の車がすっぽり入るくらいの穴があった 「先生…さぞ驚かれたろうな?」 「一体…?」 「私は人間界とは違う別世界から来た…異世界」 異世界? 「お前を守るため…未来から来た…異世界の未来からな」 って事は…人間じゃないのか? 「お前の中にあるチップを守るため…来た…詳しい説明は私の…ん?」 何だ? 「え?この音…警察?」 やれやれ…面倒な事になったな 「動くな‼」 「…警察に私を裁くことなど出来はしない」 理乃… 「女の子⁉信じられん…武器を捨てろ…撃つぞ」 スタスタ 「‼」 「おい…あいつを人質にする気だ…」 「仕方ない…撃て」 バン‼ドドドドド 「シールド」 「‼…弾が止まった?」 「先生…手を…逃げるぞ」 ビクッ 「どうした?来い」 そっそんな事言われても…
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