episode1

6/9

12人が本棚に入れています
本棚に追加
/170ページ
「…私が怖いのか?無理もないな…何が起きてるか分からないからな…だが…今ここで私から離れたらお前は確実に死ぬ」 …っ… 「全てはお前の親がしたことだ…チップだけ残し…殺された…西山…実隆」 父さんの名前…?何故知って 「突撃~」 チャキッ 「人間とは不思議だ…弱いくせに…すぐ死ぬくせに…頑張るんだな」 ガシッ 「ミスト…」 ぱぁ…ブワン 「何だ…前が見えないぞ」 「くそ…どこ行ったんだ?」 何なんだよこの霧は… 「ゴホゴホ…あれ?何か動いてる…」 「大丈夫か?」 理乃? 「へ?へ?あれ?」 何か…足がつかないんですけど~ 「うわ~とっ飛んでる⁉」 「放すなよ?落ちるぞ」 え?うえっ? 「もうすぐだ…我慢しろ」 シュッ…スタッ 「のわっ…⁉」 いってードスンってやるなよ… 「さて…」 ぱぁ… 「ロックリバー」 「なっ?何して…」 うっ高い‼ 「…」 一体何してるんだ?まさか警察官殺そうと? 「理乃…」 「ん?何だ?心配しなくとも過去を変えたりはしない。見ろ」 え? 「あれ?穴がない…図書館も戻ってる?」 何で? 「時間を戻したあの場所だけな…私はここでは存在しないからな…変えると未来も変わるしな」 つまり余計な事しないように…と言うことだ 「過去で起きたものは変えられない…だが…先生だけは死なれては困る。未来のためだからな」 未来のため… 「本当に父さんがかかわっているのか?」 「…始まりは25年前だ…」 25?俺生まれてないぞ? 「父親が研究者だった事は知ってるな?」 「ああ…」 「今から話すこと…しっかり聞けよ」 何で命令形なんだよ?一応俺先生なんだけど?
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加