episode1

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「今から25年前…ある研究者が人型ロボットを作るため計画した」 ロボット? 「そして1年…計画はたてたが…作る前にある人が誤りに気づいた」 「誰だ?」 「狩野香織…今は西山香織だな」 母さん⁉ 「待て…母さんが研究者だなんて聞いてないぞ」 「…まっ言いたくないのも分かるがな」 続けるぞ 「その誤りに気づいた香織は…実隆と一緒に計画した…」 なるほど… 「計画が完成したとき…実隆はそのデーターをチップにいれた…実隆の脳そのものだな」 チップ…? 「何故わざわざそんなことをしたのか…この男だ」 「こいつ…TVで見た事あるぞ…蒼井学だ」 まさか…こいつが? 「学は…実隆の研究を何度か奪ってな…さすがに今回は危険だから隠したのだ」 なるほど… 「しかし…あの男は知った…その研究の計画表を見つけたのだ…」 何だって⁉ 「それは未完成…完成したものを実隆から取り上げようとした…だがあるわけない…チップにしているからな」 表などないわけだ 「学は逆上し…実隆に手をかけた」 「まさか…」 「殺したのだ」 そんな⁉ 「香織は病院から帰ってきた…実隆が倒れてるのに気付き…近寄った」 母さん… 『実隆‼何でこんな…誰にやられたの?』 『…香織…チップを守ってくれ』 チップ? 『…これを…安全な場所に…隠すんだ』 『実隆‼いや…死なないで』 生きて‼ 『香織…ありがとう…』 『待って‼実隆…生きるの…3人で生きるのよ』 『3人?』 どういう…? 『出来たの‼赤ちゃんよ』 ‼
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