episode1

8/9
前へ
/170ページ
次へ
ガタン 『いかん…逃げろ…まだいるみたいだ』 『実隆…いや…あなたをおいていけないわ』 香織 『子供を守れ…こいつが大人になったときに…俺の…あとを』 『実隆?実隆~‼』 ガタン 『‼』 くっ… 「俺があとを?」 「ああ…まっ発動しなかったから教師になったんだな」 は?発動…? 「香織は子供を産んだ…お前だ先生」 まっ当然だな 「まだ数ヶ月のお前に…香織はチップを埋めたんだ…発動するよう細工してな」 「一体どこに?」 「知らない…かなり小さいと聞く」 ふーん 「発動したらチップも消えるしな…気にすることはないだろ」 そうかな?何か気持ち悪いけど… 「次は私の国の話をする」 え?何で? 「私達の国は光と闇の世界…昔は合わさった世界だったが…別々にはなれてしまったのだ」 別々に? 「戦になった…どっちが裏切ったか知らないが…ずっと続いて…300年」 さっ300年⁉ 「私はまだ生まれてないが…魔族達は…ほとんど全滅した…魔族は力を欲しくなり…何かを探し始めた」 フムフム 「そこで…学に目をつけた…人型ロボットで有名な…」 ああ…だが小さいよな?とても役にたつとは思えないが? 「魔族達はチップの事を知り学に会ったのだ…学は知らないから…必死で探しただろうな」 まっそうだろうな 「そして今日…そのチップを奪いに来た…」 「さっきのが…」 「ああ…私も魔族を見るのは初めてだったからな…あまり私と変わらないな…」 初めて?マジか? 「お前の中からチップを取り…学はロボットを作った…何体も」 そうなのか… 「…そのロボットは…異世界へと連れ…光の民を殺し始めた」 殺し? 「今は…ロボットと光の戦になったのだ」 「⁉」
/170ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加