episode1

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「魔族もロボットに殺された…学は魔族が殺したのだ…余計な事喋らないようにな」 何だって? 「だが学は分かっていたようだ…いつか自分が殺されるのを…ロボットに命令したのだ…魔族を殺すようにな」 そんな… 「ロボットは心でもあるのか…どんどん増え強くなる」 「まさか…今の異世界に…ロボットがロボットを作る?」 コクッ 「本当はお前の父親のとこへ行きたかったのだが…どうしてもここまでしか戻れなくてな」 そうなのか? 「だからお前を守るため来たわけだ…お前の命を守るためにな」 ドキッ 「分かったか?とりあえず…今日から一緒に暮らすとしよう」 え?同棲⁉ 「今家に戻ったら危険だからな…」 「え?何で危ないんだ?」 「魔族が…待ち伏せしているからだ」 魔族が? 「待て…母さんは?母さんがいる…」 「…おそらく死んでるだろうな…」 なっ⁉ 「助けに行く‼」 「なっ⁉おい待て‼」 先生‼ 「離せ‼母さんが」 「よせ‼お前が死んだら…未来が変わらないんだ」 「でも…俺にはたった1人の母なんだ‼家族なんだよ」 先生… 「母さん‼」 バン 「おや?誰かな?」 「…」 母さん…? 「お前は西山望⁉何で生きてるんだ?キュリアは?」 「その女なら私が始末した」 誰だ?「魔族か」 「貴様は?光族?」 「未来のな…お前たち魔族を殺すため来た」 何だと? 「母さん…」 「こいつはチップの在処を言わないからな始末した…まっどうせ殺すつもりだったしね」 てめー 「よくも‼」 チャキッ 「人間が僕に勝てると?しかし…光族がいるとはリオンに教えなきゃな」 リオン? 「兄妹か?その中にマリアはいるのか?」 「何で姉の名前を知っている?」 「…別にそれより…お前を殺す」 ‼
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