始まり始まり~。

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   「狸~。母さん道端に落ちてた。(ポイッ)」     「おおすまんのーゆき。そうじゃ。次の質問は………ゆき、ちょっと来い。」      「ん?(狸、額に指を当ててなにか唱える)わっっ!!……………何の用だ。狸様。(冬神降臨)」      「ちょいと質問に答えて欲しくての。翠月殿から………書き込み締め切り3分前って凄いのう。『天界の蓮華クンは律の弱点みたいなものを………むしろ弱みみ(?)は握っていたのでしょうか。』と言うわけじゃが。どうなんじゃ?」      「弱点。……………脇腹?」      「いやそうじゃなくて……(相変わらず不思議ちゃんじゃのー。)」      「律は細かい。暑いので裸になろうとしたら止められるし、腹が空いたのでうどんでも作ろうとしたら、火を使うなと怒るし。」      「当たり前だっっ!!普通、道端で裸になる奴は居ないし、あんたが料理したら家が全焼するだろっっ!!」      「お。律。」      「俺の母親か。お前は。」      「母親じゃ無くても止めるわっっ!!て、言ってる矢先に何、脱ごうとしてるんだよっっ!!」      「ピッタリした服は着慣れ無くてイヤだ。」     「イヤじゃないだろっ!!こっちの世界では、あんた学生なんだからその服着なくちゃならないんだっ!!」      「………律とお揃いの服だな。可愛い可愛い。(撫で撫で)」      「~~~~っっ。か、可愛いって言うなっ!!こっちでは、あんたが年下なんだぞっっ!!」      「ふむ。………ムキになるのが子供だ。やっぱり可愛いな。(撫で撫で)」      「…………。(脱力)」    「律の弱みは、ゆきの存在、そのものじゃな。」    
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