人生の転機

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人生の転機

ある時 友達の家の周りを原付で走り回ってる奴が居たんです   5人   寝惚けながら外に出て何時もの口調で言いました 『うっせぇな。誰じゃい糞野郎が』   向こうの5人は原付を降りると 此方に向かって歩いてきました   原付のライトが此方に向いていたためシルエットしか見えませんでした   でも確認出来る事が一つ   鉄パイプを持っていること   黒く細長いシルエットがあり 多少ビビっていた私を 煽るように.....   鉄パイプは風を切り...唸りをあげながら私の方に一振り   腹部に一撃くらい 四肢を付く私に今度は頭に一撃   運良く転がるように逃げた私でしたが額に軽く当たりました   あまりのスピードに私の額の皮膚はパックリ割れて血が滴ります   散々にやられて頭に来た私は 端に居た一人の腹部に思いっきり蹴りを入れて 鉄パイプを奪い取り 全員を倒したんです   其所に車が一台止まり。中から人が出てきました   警察です 俺の友達が通報した様です   理由も知らない癖に警察は 『彼を保護する』と一言 ワッパ(手錠)を取りだしました   『ふざけんな』と言い私は逃げました   警察は先に救急車を呼んでいたらしく私は直ぐに逃げる事ができたんです
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