609人が本棚に入れています
本棚に追加
晋太「うわあぁあ!!!!!」
浩介「哲也――――!!!」
哲也の身体はその場で崩れた。
そして、身体から切り離された頭は坂を転がり、浩介と晋太の足元で止まった…。
浩介「………晋太…走れ……」
晋太「え?」
浩介「良いから走れ!!そしてこの事を村の皆に知らせるんだ!!」
晋太「で…でも…浩ちゃんは…!?」
浩介「俺は此処で、銀次を食い止める!時間稼ぎくらいにはなるだろ…」
晋太「そ…そんな……」
浩介「良いから行け―――!!!早く!!!」
晋太「…っ…浩ちゃん……ごめん!!!」
晋太は走った。
後ろは振り返らず………
(早く…村の皆に……)
晋太は村に向かいひたすら走った…。
.
最初のコメントを投稿しよう!