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村長「何て事だ……!!!晋太…お前達…何て事を……!!」
晋太「ご…ごめんなさい!!」
晋太は泣いて謝った。
しかし今はそれどころではない。
村長は晋太に、村の皆に危険を知らせる様に言いつけた。
晋太は村中走り回ってこの事を知らせた。
村中にこの事が知れ渡るにはたいした時間はかからなかった。
村の広場に村中の人が集まった。
その中に、雪乃、幸、多恵の3人も居た。
雪乃「晋ちゃん!どういう事!!?浩ちゃんは?銀ちゃんはどうなったの!?」
村中の人の目線が晋太に集まる。
哲也の親は泣いていた…
村長に聞いたのだろう…。
しかし、今は説明なんてしている暇はない。
とにかく此処から逃げなくては…!!!
その時…
道の向こうの暗がりから何かが猛スピードでこちらへ向かって来るのが見えた。
………銀次だ………。
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