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多恵は「キャハハ♪」と笑いながら離れる。
「鬼さんコチラ♪手の鳴る方へ~♪」
皆が歌いながら手をパンパンと叩く。
銀次はその音を頼りに前に両手を伸ばして歩く。
―――――…
暫く遊んでいると日も堕ちて辺りは薄暗くなった。
女の子達は
「もうそろそろ帰らなきゃ!」
と言って
「バイバ~イ」
と手を振り帰っていった。
哲也「浩ちゃん、銀ちゃん、晋ちゃん」
哲也が3人に声を掛ける。
晋太「本当に行くの…?」
浩介「あぁ!!今日は約束の日…銀次の生まれた日だ!」
晋太「でも…あそこは村長が近寄っちゃダメだって………」
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