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目が覚めて 2人の想い出が 部屋を駆け巡って 僕を憂鬱にさせる
君は言うのさ 僕にわからない言葉で 耳をすましたって 僕には伝わらない
朝の光が あまりに眩しすぎて 僕は目を背けた
「暗がりなら それで幸せなの」と 自分に問いかけてる あの日
僕が君の 代わりになれたらと 今でも本気で悩んでいる
想い返しても 君はもうここにいない その優しい声さえも この部屋に もう 響かなくて
まぶたの裏 君が手を振って とびきりの笑顔 僕を孤独にさせる
つられて僕も 少しにやけながら まぶたを開けたら またいつもの世界
夏の夜空 あまりに綺麗すぎて 君がはしゃいでいる
今も僕は それを想い出せるから 1人で歩いていくと 決めた
冬の風と 雪をまといながら 1人でこの道歩いている
雪を溶かす 太陽のような笑顔と その温かい心も もう 伝わらなくて
夏の日差しが 僕を包み込んで 静かに雪を溶かしていく
やっと気付いた 想い出はいつも優しくて
想い返せば 君はいつもここにいた その温かいぬくもり 僕の心に 今 広がっていく
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