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「だから、止めときなっていったじゃん!チンピラまがいの男は」
「だって…!」
言葉をつまらせ足早に車へと戻るともみ。
乗り込んだら、煙草に火をつけ大きくため息をはく。
「ったく!何なのあの態度?!私が何か言った?言ってないよね?てか一誠って誰なの?!ペコペコしちゃってさぁ!あ~みっともないったらありゃしない!!もぉ〰イライラするぅ〰!!あのバカ男!!」
「オケ行くべ?」
「あったり前じゃん!!今日は朝までコースだから!」
「はいはい、分かってるってば」
辺りは暗く街灯が灯され、時刻は22時を回っていた。
初夏の夜はサラサラと風が心地よいが湿気のせいかベタつくのが嫌だ。
現代に生きる今、クーラーは欠かせない。
そうして車を走らせた。
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