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一応私達もバイトはしてる。じゃないとお金がもたないからね。
みんなは、残り数ヵ月の高校生活をエンジョイしてるんだろうけど、ソコに戻りたいとはこれっぽっちも思わなかった。
グループでしか生きられないなんて窮屈すぎる。
だから、私にはともみさえ居てくれたらそれでいいんだ。
「あ゙~歌いすぎて声出せね」
「出してるし。それにしても眠っ」
気づけば朝の5時。
外に出ると、2人は大きく深呼吸をする。
朝一番の澄んだ綺麗な空気を身体一杯に吸い込むんだ。
気持ちだけでも浄化された気がするでしょ。
そして2人はそれぞれの家へと帰って行く。
「じゃぁまた、今日ね」
「はは。また今日♪おやすみ」
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