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食事中も、携帯が気になるのか、凜太郎が気になるのか、開いたり閉じたりと携帯をパカパカさせている。
「ともみ~さっきから、携帯いじりすぎじゃね?
そんな気になるんだったら、かけりゃいーじゃんよ」
「べ、別に気になってるわけじゃないし~。あんなバカ男!」
とそこへまた、凜太郎からの着信♪
リオは、ニヤリと笑いながらカルボナーラを頬張る。
「ったくもう!しつこいなぁ~」
そう言うとリオを見て、ともみもニタァっと笑った。
「もしもし~。今リオとご飯食べてんだけど」
本当は、嬉しくて仕方ないはずなのに、わざとふてくされて言う。
大体、ともみが我慢できるわけがないのだ。
「うん。……ぅん!マジ?!」
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