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軽快なリズムが流れる車内。
ともみは言いづらそうに口を開いた。
「ヤクザのしたっぱっていうかヤクザじゃないんだけど、それに関わってる人っぽい」
「っぽい。って、何にも知らないで付き合い出したの?!そんな危ない男は止めときなって!絶対、ともみが後で後悔するよ!」
好奇心旺盛なともみに何を言っても無駄だって分かってる。
だけど、親友として此処は私が眼を覚まさせてあげなきゃ!と親心的な感情が沸き上がった。
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