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しかも、タバコの煙が舞ってて、この空気の中に居るということが耐えがたかった。
換気くらいしろよ…そう心の中で呟くリオ。
「ねぇ~チョット換気した方が良くない?煙たいよ。ゴホッ。ゴホッ」
ともみがそう言いながら咳き込む。ほらね。タイミングバッチリじゃん。
「平気だって。ですよね?一誠さん」
……………?!
他に人居たんだ!!
この部屋に同化してて、全然気づかなかった。
しかも、6畳くらいの狭い部屋だというのに。
ともみも驚いた様子でキョロキョロ辺りを見回していた。
「きゃははは。誰か居たんだ!マジウケる~!暗すぎて分かんないっつぅ~の!ねぇリオ」
そう言った瞬間、凜太郎が怒鳴り声をあげた。
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