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「おぃっ!お前、口の聞き方気を付けろや!ッチェ」
軽く舌打ちすると、その『一誠』という人物に謝っていた。
「…なによ!そんな怒鳴ることないじゃん!」
「ともみ!やめなって。」
「あ~いいよ、いいよ。凜太郎、お前も言い過ぎだぞ」
初めて『一誠』という人物の声を聞いた。
低音ボイスが優しく包む。
とそれを高音ノイズで、ともみがかきけす。
「リオ。行こう!」
そう言うと、置き忘れてたサンダルを手に取り部屋を出た。
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