368人が本棚に入れています
本棚に追加
晃「ふーん。………何でもいいから、早く告れよ!」
と、俺の肩を後ろから叩く晃。
いてぇよっ!
つかお前、理解出来てないだろ!!
美咲「ねぇー ダサ子達帰っちゃうよぉ?美咲、そろそろつまんなくなってきたしー」
金髪に近い髪の毛をクルクルと弄り始めた。
あのなー、ぶっちゃけ嫌なんですよ!!
時間が過ぎて 辞めになるなら、いっそのこと このままこの状況を保っていたい。
晃「お前、このまま時間稼ぎしても無駄だからな……」
絵璃「アンタが言い出したんだからね、分かってる?男のクセに、腹括れよ」
俺の願い届かず。
つか、楢橋。
女のいう事か、それ?泣
もう、こうなったら仕方ねぇ……
なるようになれ、だっ!
俊護「………てめぇら、見てろよ。この谷原俊護様の実力をっ!!」
晃「いっけー!俊護ーおっ!」
美咲「当たって砕けろーおっ」
俊護「よっしゃー、砕けたらーっ」
もう、半分………いや、完璧ヤケクソだ。
なんだ、この緊張感は……?
落ち着け、俺!!
男、谷原俊護は、初めてダサ子をナンパします!
俊護「ねぇ、君!……好きなんだ、俺と付き合って下さい」
最初のコメントを投稿しよう!