第1話

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晃「ふーん。………何でもいいから、早く告れよ!」 と、俺の肩を後ろから叩く晃。 いてぇよっ! つかお前、理解出来てないだろ!! 美咲「ねぇー ダサ子達帰っちゃうよぉ?美咲、そろそろつまんなくなってきたしー」 金髪に近い髪の毛をクルクルと弄り始めた。 あのなー、ぶっちゃけ嫌なんですよ!! 時間が過ぎて 辞めになるなら、いっそのこと このままこの状況を保っていたい。 晃「お前、このまま時間稼ぎしても無駄だからな……」 絵璃「アンタが言い出したんだからね、分かってる?男のクセに、腹括れよ」 俺の願い届かず。 つか、楢橋。 女のいう事か、それ?泣 もう、こうなったら仕方ねぇ…… なるようになれ、だっ! 俊護「………てめぇら、見てろよ。この谷原俊護様の実力をっ!!」 晃「いっけー!俊護ーおっ!」 美咲「当たって砕けろーおっ」 俊護「よっしゃー、砕けたらーっ」 もう、半分………いや、完璧ヤケクソだ。 なんだ、この緊張感は……? 落ち着け、俺!! 男、谷原俊護は、初めてダサ子をナンパします! 俊護「ねぇ、君!……好きなんだ、俺と付き合って下さい」        
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