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元々運動神経の良かった私は、今日はラクロス部の助っ人として動いていた。
んまあ、ラクロス部は廃部寸前だしな。私が入っていると見せかけて、廃部を免れたいという魂胆だろう。
それに、一応 同じクラスメイトだし。
まあ、ラクロスぐらい、私が出来ないとでも思ったか?
答えは、NOだ。
私は、帰る支度をし、更衣室を出た。
?「輝春っ お疲れさま♪」
輝春「……桜か」
校門の側のベンチの前で立っていたのは、中学からの親友である工藤 桜(クドウ サクラ)だった。
輝春「何故、此処にいる?」
桜「待ってたの、輝春の事!」
輝春「え、頼んでないけど?」
桜「っえ∑!? ひ、ヒドい……アタシ、せっかく………」
からかうと可愛いんだよ、この子。(♪)
でも、さすがに可哀想か?
輝春「ごめん、ごめん。分かったから泣くな?よしよしw」
私は、桜の頭を撫でる。
桜「よしよしって……アタシ、子供じゃないもーんっ!!」
いや、子供扱いしてるんじゃなくて、からかってるんだよw
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