第1話

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ここで少し我が桜木学園のクラス編成を紹介しよう。 A組(学進科文系クラス)。 将来、政治家・公務員などといった職に就くことを志望する40名の生徒で構成されているクラス。(成績上位者を上から40名選抜していく) B組(学進科理系クラス)。 将来、医者・薬剤師・化学者などといった職に就くことを志望する40名の生徒で構成されているクラス。(選抜方法は文系と同様) C組(芸術科クラス)。 画家・音楽家といった芸術部門に関わる職を志望する40名の生徒で構成されているクラス。(学力は関係なく、校内テストで優秀と判断された者だけが入る事が出来る) D組(体進科クラス)。 運動能力が優れる者のよりすぐりクラス。40名の生徒で構成されている。(半数は体育教師の推薦。半数は体進科希望する生徒を実技テストを受けさせ、その成績上位者。) そして、 E~H組(普通科クラス) 普通のバカ共の集まるクラス。 A~D組は最高の環境の中で学問を学べる様、ここ 虹ヶ丘(ニジガオカ)駅に東京ドーム6個分のS校舎で日々を過ごしている。 E~H組はと言うと、ビジネスシティのド真ん中に大々的に(と言っても、S校舎と比べるほどには及ばないが。ドーム1個半ぐらいであろう。)建っている。 私は、日々、そんなバカ共にドーム1個半分も与えるなどいう学園長のお考えが不思議でしょうがないが………まあ、仕方ない事ではある。        
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