第1話

7/23
前へ
/81ページ
次へ
ちょ、待てよ! 桜木学園って……… 晃「桜木学園って、“ダサ子学園”じゃんっ!うわっ、いくらなんでも あんなダッセェ女に告んなきゃいけないって、超辛れぇなっ」 とか言いながらも、顔は笑っている。 糞晃め、他人事だと思って…… 剛「ククッ……まあ、頑張れよ!ダサい奴って案外楽に落とせるかもよ?遊んでさ、つまんなくなったら捨ててやればいいじゃん♪」 よくお前の口からそんな台詞が言えたものだな、親友よ。 自分は絶対にしないくせに…… 俊護「面倒くせぇから!つか、フるだろ、普通は……」 俺は机に寝そべった。 すると、晃がガタガタと机を揺らし始め、「いや、答えはイェスだ!」と言い切った。 絵璃「アタシも同感」 と、スッと手を上げる楢橋。 晃「だよなっ!さっすが、絵璃りん♪」 絵璃「キモいから」 楢橋さん……その心底嫌がってる顔、怖いですよ。        
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

368人が本棚に入れています
本棚に追加