第1話

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美咲「なんで~?美咲分かんなーい」 とか言いながら、ちゃっかり俺に寄りかかってるんですけど! 肩に頭を乗っけるなっ、頭を! 絵璃「だって谷原だよ?」 と言って、晃に視線を移した楢橋。 「そーそー!」と頷く晃。 晃「あのモテ過ぎて女に困った事がない谷原俊護だぜ?そんなイケメンに告られるなんて……誰も断れねぇから!」 まさかの晃の誉め言葉に、俺のテンションはアップっ! 隣に座っていた晃の肩に腕を絡ませ、自分の方に引き寄せた。 俊護「んだよー、ウルトラ馬鹿の晃にしては、わかってんじゃんよ!」 晃「ウルトラ馬鹿は余計なんだよ!」 こうしているうちにも、時間は過ぎて…… 剛「あ、もう4時半じゃん!俺、バイトなんだよな~」 晃「まじかよー、残念だなぁ。結果は楽しみにしとけよ♪」 剛「あぁ!俊護、夜電話する。じゃーな」 鞄の肩から下げ、剛は教室から出て行った。 美咲「美咲達も行こーよっ♪」 絵璃「そうね」 俺達も剛に続いて教室を出た。        
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