368人が本棚に入れています
本棚に追加
美咲「なんで~?美咲分かんなーい」
とか言いながら、ちゃっかり俺に寄りかかってるんですけど!
肩に頭を乗っけるなっ、頭を!
絵璃「だって谷原だよ?」
と言って、晃に視線を移した楢橋。
「そーそー!」と頷く晃。
晃「あのモテ過ぎて女に困った事がない谷原俊護だぜ?そんなイケメンに告られるなんて……誰も断れねぇから!」
まさかの晃の誉め言葉に、俺のテンションはアップっ!
隣に座っていた晃の肩に腕を絡ませ、自分の方に引き寄せた。
俊護「んだよー、ウルトラ馬鹿の晃にしては、わかってんじゃんよ!」
晃「ウルトラ馬鹿は余計なんだよ!」
こうしているうちにも、時間は過ぎて……
剛「あ、もう4時半じゃん!俺、バイトなんだよな~」
晃「まじかよー、残念だなぁ。結果は楽しみにしとけよ♪」
剛「あぁ!俊護、夜電話する。じゃーな」
鞄の肩から下げ、剛は教室から出て行った。
美咲「美咲達も行こーよっ♪」
絵璃「そうね」
俺達も剛に続いて教室を出た。
最初のコメントを投稿しよう!