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向かった先は、駅前広場。
桜木生の殆どがこの駅を使う。
んま、勿論 桜木学園に近い俺達の学校(沢城高校という)の生徒の殆ども、この駅を利用してる。
ちなみに、俺も。
まだ5時前なのに、6月という事もあってか、辺りは薄暗くなってきた。
そろそろ、電灯も点く頃だろう。
広場は、帰宅中の女子軍団、無駄にイチャついてるバカップルなどで賑わっていた。
目的の桜木生は、というと……
晃「お!桜木女子 見ーっけ♪」
周りを気にせず、例の格好で賑やかな広場の中をズンズンと突き抜けて行く。
それにしても、彼女達は“楽しく帰宅”という事はしないのだろうか?
友達と一緒には帰ってはいるものの、会話がねぇっ!!
………まあ、多少はしてるよ、多少は。
けど、会話ってギャーギャー賑やかなモンじゃねぇのかっ!?
………もしかして、そう思ってんのって俺だけ?
晃「それにしても……アイツら、まじにJK(女子高生)かぁ?会話少ねっ」
あ、此処にもいたw
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