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俺の名前は逢坂健、普通の高校二年生。
ちなみに彼女いない歴=年齢です。
妹「お兄ちゃ~ん、早く~先に学校いっちゃうよ~」
この声は妹の逢坂美砂。正直に言おう、妹はブラコンだ。
健「着替えてるから、先に行ってろ~」
美砂「うん、わかったぁ~」
美砂「でもぉ~大好きなお兄ちゃんと学校行けないのは悲しいなぁ~」
健「いいから早く学校行け」
美砂「は~い♪」
俺は妹属性ではない。けど妹はカワイイ。
短めのポニーテールがかなり似合う女の子だ。
一つ下の高校一年生、でも見た目は中学生にしか見えない。
いわゆるロリ顔だ。
ふと、時計を見た。
8時30分………マジで遅刻する…
全力で走って学校に向かう。
俺の通う学校は黒皇学園、通称黒学。
いろんな噂がある高校で、深夜に悪魔がでるらしい。
でも、見た人はいないし評判のいい学校だ。
俺はなんとか間に合い、自分の机で息を切らしていると、後ろから頭に凄い衝撃が。
男「おはよぉ~健」
健「いってーな~てかお前朝から元気よすぎ」
こいつわ親友の桜井優。
女の子のスリーサイズを見極めることができる変態だ。
優「今日転校生がくるらしいぜ~しかもかなりの美少女」
健「だから興奮してたのか」
優「おう、美少女と聞いたら静かに待ってなんかいられないぜぇ~」
と言って教室を飛び出して行った。
アホだよなぁ~本当。
そんなことをしている間に担任が来てホームルームが始まった。
担任「今日は転校生がいます~よし入ってこい」
入ってきた瞬間、変態の優はキャーキャー言い出した。
お前は女か………
でも確かにカワイイ、かなりの美少女だ。
腰のあたりまである長い黒い髪が凄くきれいで、
身長はだいたい170ある俺よりちょっと小さいくらいだ。
転校生「黒神亜依です。よろしくお願いします」
担任「よし、じゃあ黒神の席は逢坂の後ろだ。ついでに逢坂、放課後黒神に学校を案内してやってくれ」
健「え、あ、はい…」
亜依「よろしくね、逢坂君」
健「う、うん」
優から殺気のこもった目線が送られているけど気にしないでおこう。
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