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頬にさらりと髪の毛があたる、鼻をくすぐるような甘いにおい。
なにかが唇にあっているとてもやわらかい何が
いったい何が起きているのかわからない。
気を失ってそして目を覚ましたら、今日きた転校生と今キスしてる。
目を覚ましてから15秒ぐらいたつけど、まだキスしている。時間がゆっくり流れてるみたいだ。
でも何かおかしい。
力が入らない。
健「う~~」
亜依「あ、ごめんなさい時間がなかったから……」
健「いったいなにが………」
顔あげると亜依さんの背中から漆黒の翼がはえている。
その翼はとてもきれいだった。
亜依「あとで説明するから今は伏せてて」
健「え、どういうこっ」
亜依「くるっ」
まただ、凄い音とともに爆発がおきた。
空を見れば黒い翼がはえている男が浮いている。
変な男「おいおい、今契約を終わらせたばっかかよ」
契約?なんの話だ。
もしかしてさっきのキ………今ごろ恥ずかしくなってきた。
亜依「あなたには関係ないわ。あまり私を見くびらないで」
変な男「そうか、ならそろそろはじめようじゃないか」
その言葉を合図に二人の姿が消えた。
風をきる音だけが聞こえる。
ガキィーン
その音とともに二人が現れた。
凄まじい音をはっしながら凄い速さで切り合いをしている。二人の手は爪がのびて、まるで刃のようになっている。
なんなんだ。こいつらなにもんだ。漆黒の翼に刃のようにのびた爪。
まるで悪魔みたいだ。
亜依「そろそろ終わりにしましょ」
亜依さんが男と距離をとった。そして黒い雷が彼女のかかげた手に集まっていく。
変な男「くそっあれはヤバッ」
亜依「………終わりよ」
ズカァーン
彼女が手を男にむけた瞬間黒い雷が男にむかってもの凄い勢いで飛んでいく。黒い雷は男にあたり、辺りがけむりに包まれる。
変な男「あっぶねぇ~カスっただけでこの威力かよっ」
マジかよ、あの男あれを避けたのか。
亜依「まだやる気?」
変な男「いや、かなりダメージくったから帰るわ。またくるから今度はその腰をぬかしてる坊主も闘えるようにしといたほうがいいと思うぜ」
そういって男は姿を消した。次は俺も闘う?こんな化け物と闘えるかっ。
なんか大変な事になってきやがった………
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