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茜「痛ったぁ~」
「わりぃ怪我はない??」
巨人の細い目が睨みつけているように見えた茜は一目散に逃げ出した
しばらく走り息を整えるために軽く歩いていた
ドン!!
横から何か軽いものがあたった後下を見ると女の子が尻餅をついていた。
「痛てて、ごめんなさい余所見しちゃってて」
とても肌が白く顔の整った綺麗な女の子が喋りかけてくる
茜はすでにぼーっとなり、にやけていた
「大丈夫ですか??」
茜が反応しないので立ち上がり顔をのぞき込んできた
いきなりのことに茜の顔が赤くなる
茜「あっ大丈夫、大丈夫ちょっと考えごとしてて。こっちこそ当たってごめんね」
「よかったぁ。
ではこれで」
そういうと頭を下げて後ろの方へ歩いていった
当たった子の事を考えている間に入学式が終わり
次の日の学校への登校中ある事に気づく
茜「まさかこれが一目惚れなのかぁぁ~!」
周りの人がいるのにも関わらず茜は道の真ん中で両手で頭を抑えてのけぞった
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