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翌朝、気怠い身体を起こしわしわしと頭を掻く
そこにまた違和感
「……お…?」
隣りに眠る裸の恋人を見てからまた頭に触れる
昨日あった所に…無い
「戻った…?」
「ん……?」
声に目を覚ましたのか、ぼんやりとこちらを見てはのそりと起き上がるケンにシーツを纏わせる
まぁ…昨日あのまま狼になった訳ですが…
もう狼で良いと吹っ切れて、自分の頭を指す
「見て、戻った」
「へ?……あ」
見上げれば安心したように微笑んで、"良かった!!"と抱き着かれる
あ―…今の格好忘れてんのかな…
「やっぱ俺狼だ…」
「え?わっ…」
覗く肌に小さく呟いて、キョトリ顔の恋人を押し倒せば、バサリとシーツがはだける
取り敢えず何で生えたかとか、もうどうでも良い
驚いて真っ赤に染まる顔に、ペロ、と舌なめずりをして、愛しい肌に唇を寄せる
「うっそ…ぁっ…朝なのにっ」
「元に戻った記念♪」
「何それっひゃ…あっ」
耳なんか無くとも
(男は狼なんだって)
+END+
あぁあぁあぁっ!!ただ洸兄に獣耳付けたかっただけ!!
あんま意味ないっ原因不明(泣)ただ初期は賢吾出す前に素の白銀出して爆笑させる気だった(笑)
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