◆ワンだふるっ

4/4
前へ
/187ページ
次へ
翌朝、気怠い身体を起こしわしわしと頭を掻く そこにまた違和感 「……お…?」 隣りに眠る裸の恋人を見てからまた頭に触れる 昨日あった所に…無い 「戻った…?」 「ん……?」 声に目を覚ましたのか、ぼんやりとこちらを見てはのそりと起き上がるケンにシーツを纏わせる まぁ…昨日あのまま狼になった訳ですが… もう狼で良いと吹っ切れて、自分の頭を指す 「見て、戻った」 「へ?……あ」 見上げれば安心したように微笑んで、"良かった!!"と抱き着かれる あ―…今の格好忘れてんのかな… 「やっぱ俺狼だ…」 「え?わっ…」 覗く肌に小さく呟いて、キョトリ顔の恋人を押し倒せば、バサリとシーツがはだける 取り敢えず何で生えたかとか、もうどうでも良い 驚いて真っ赤に染まる顔に、ペロ、と舌なめずりをして、愛しい肌に唇を寄せる 「うっそ…ぁっ…朝なのにっ」 「元に戻った記念♪」 「何それっひゃ…あっ」 耳なんか無くとも (男は狼なんだって) +END+ あぁあぁあぁっ!!ただ洸兄に獣耳付けたかっただけ!! あんま意味ないっ原因不明(泣)ただ初期は賢吾出す前に素の白銀出して爆笑させる気だった(笑)
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加