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夕方、課題もおやつも済ませてそれぞれ帰宅へ
アキはケンに何か言ってから白銀と帰って行った
途中白銀に睨まれたけど、何かしたかな…
アキはアキで頑張ってな、なんて言ってくるし…
なんて悩んでればケンがクイと俺の上着を引いた
「ん?どしたの?」
「あ、あのさぁ…洸兄に黙ってた事が…」
黙ってた事…?
何だろうと首を傾げればヒョイと片手を掴まれる
それから、意を決したように自分の胸へ
「………え?」
驚いて目を見開く
いや、何にってこの行動もだけど…
ふにゅって…ふにゅってするんだもん
通常、ふにゅってしない場所が、ふにゅってすっごく柔らかい
ケンの、胸が
「お、俺…普段さらし巻いてるから胸潰れてるけど…女だから!!」
耳まで真っ赤に染めながらそう爆弾を投下して、バタバタと走って家を出て行った
…………………
………………
………え?女の子?誰が?ケンが…女の子…
「えぇぇぇえぇぇっ!?」
全っっく気付かなかった
何だ俺の神経と言うか頭!!
今まで抱き着いたり抱えたりしてたのにっ
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