50人が本棚に入れています
本棚に追加
洸兄と付き合って数ヶ月、まだキスとか、手繋いだりとか、触れ合う事は何度もしてるんだけど…
まだ…その先に行けない今日この頃
「どーしよう昶!!」
「俺に聞くなひっつくなウザイ」
嘆きながら昶にひっついたらノンブレスで流された…
うぅ…ちょっとくらいのってくれたって良いじゃんか
白銀さんが苦笑いしながら昶を諫めてる
「まぁまぁ、真剣な悩みみたいですし…昶くんだって関係無い話しじゃないでしょう?」
「…へ?え、と…昶もまだ…」
「黙れっ」
白銀さんの言葉にポカンとしながら昶を見れば、聞き終わる前に拳が顔面に来た
あ、視界がチカチカする
「……で、お前はどうなんだよ。嫌なのか」
「…嫌な訳じゃ無いんだ。ただ…怖くて、洸兄は待つって言ってくれたけど…」
そう言う雰囲気になった時、震えてた俺に洸兄は、優しく笑って頭を撫でてくれた
それから抱き締めてくれて、心の準備ができるまで待つよって…言ってくれた
でも…それは洸兄が我慢するって事で…
かなりの無理をさせてる気がする
「…焦らなくて良いんですよ」
考えていたら凛とした声が響いた
最初のコメントを投稿しよう!