第1章

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病院にて梁はのんきに横になっている 「一応、注射をうったから。時期目を覚ますよ」 「あっはい」 「後で薬を渡しておくね」 私はあいつを見ていた。さっきまで元気そうだったのになんで風邪なんて… 「そういえば、彼、名前なんていうの?」 聞かれた 「あっえっと…」 ちょっと待て本当にこいつあの瀬戸梁なの?もし他人だとしたら私は彼の鞄を開けた。財布に携帯に手帳にやっぱりなんか変…ふと!手帳!? と思い。手帳を開いた。本当は勝手にみちゃ悪いんだけどね。でもこの場合しょうがないもんね。すると遥は生徒手帳のようなものを発見した。 篠原高等学校 ②年 瀬戸朱鳥[あすか]と生徒手帳には書かれていた [瀬戸朱鳥!?瀬戸梁に瀬戸朱鳥。まさか!] 「この二人!双子!?」 思わず叫んでしまった。そう双子だったのだった。 すると朱鳥が意識を取り戻した 「うっ…」 起き上がった。遥は驚き朱鳥に駆け寄った 「君は、夕方の」 夕方駅前でぶつかった。時のことを思いだした。 「迷惑かけてごめんなさい。でも、どうして」 「熱を出して、電車の中で気絶していたのよ?私、隣に座っていたんだけど、最初眠っているのかと思ったわ。」 ついでに医者もすぐそばにいたことを告げた。 「そうだったんだ…。」 溜め息をついた。かなり恥ずかしかったからだった。するとドクターが 二人の話に加わった。 「とりあえず、朱鳥クンだったかなあ?今日は病院に泊まっていきなさい?確か空のベットが一つあったから。ご両親には電話で伝えておくよ」 かなり親切なドクターだと遥達は思った。
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