5人が本棚に入れています
本棚に追加
病院にて梁はのんきに横になっている
「一応、注射をうったから。時期目を覚ますよ」
「あっはい」
「後で薬を渡しておくね」
私はあいつを見ていた。さっきまで元気そうだったのになんで風邪なんて…
「そういえば、彼、名前なんていうの?」
聞かれた
「あっえっと…」
ちょっと待て本当にこいつあの瀬戸梁なの?もし他人だとしたら私は彼の鞄を開けた。財布に携帯に手帳にやっぱりなんか変…ふと!手帳!?
と思い。手帳を開いた。本当は勝手にみちゃ悪いんだけどね。でもこの場合しょうがないもんね。すると遥は生徒手帳のようなものを発見した。
篠原高等学校
②年 瀬戸朱鳥[あすか]と生徒手帳には書かれていた
[瀬戸朱鳥!?瀬戸梁に瀬戸朱鳥。まさか!]
「この二人!双子!?」
思わず叫んでしまった。そう双子だったのだった。
すると朱鳥が意識を取り戻した
「うっ…」
起き上がった。遥は驚き朱鳥に駆け寄った
「君は、夕方の」
夕方駅前でぶつかった。時のことを思いだした。
「迷惑かけてごめんなさい。でも、どうして」
「熱を出して、電車の中で気絶していたのよ?私、隣に座っていたんだけど、最初眠っているのかと思ったわ。」
ついでに医者もすぐそばにいたことを告げた。
「そうだったんだ…。」
溜め息をついた。かなり恥ずかしかったからだった。するとドクターが
二人の話に加わった。
「とりあえず、朱鳥クンだったかなあ?今日は病院に泊まっていきなさい?確か空のベットが一つあったから。ご両親には電話で伝えておくよ」
かなり親切なドクターだと遥達は思った。
最初のコメントを投稿しよう!