そうご姫

9/11
前へ
/30ページ
次へ
   「危ね!」       間一髪で土方は避ける。    よく見ると矢には紙が結びついていた。       「何だ?果たし状か?」       そう言って紙を開くと、一言書いてあった。       『死にましたかィ?』       ダッ!    土方は玄関へ走った。       「どうしたトシ!」    「総悟が!」    「何!?」       近藤も走り出す。    二人が玄関を開けると、そこには総悟が立っていた。    そして第一声。       「…チッ、外したか」   
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

49人が本棚に入れています
本棚に追加