そうご姫

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  「そういえば総悟、何で戻ってきたんだ?」     ふと思い出したように土方が聞く。     「だって、最初に会ったときの借り、まだ返してないじゃないじゃないですかィ。死ぬかと思ったんですぜ?俺ァ」   「ほぉ。余裕そうに見えたのは俺の気のせいだったのか?」   「おいおい、再会に喧嘩はないだろう」     苦笑しているのは近藤。     そんな理由で沖田は帰って来たのだった。         今度こそめでたしめでたし
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