第1章

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「ええ?」 「さぁ」 乖離は私に手を差し出した。車から降りると。目の前には凄く立派な豪邸が。 「わぁああ!!」 私は思わず悲鳴をあげてしまった。こんな豪邸はテレビでも見たことないからだ。こんな豪邸が世の中に存在するなんて。 「まだ夢の中にいるのかな?私」 「いえ、夢ではございません」 「マジ!?」 よーく見ると。門のそばに、スーツ姿の男性がたくさん立っていた。 「何あの人達?」 「使用人。ようするに、執事でございます」 あんなにたくさん執事がいるの!?どんだけ金持ち!!!! すると、真ん中の方に、年齢は50代ほどのおじさんがいた。 「あの人は」 「旦那様でございます」 旦那様!?
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