短編小説4

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ぷにぃ…つんつん…ぷにぃ 貴方の顔と言うかほっぺにちょっかいを出してると 「あのさ~さっきから何?」 「ん~なんとなく」 本当はかまって欲しいけど恥ずかしいからごまかして言ったら 「俺は玩具か?」 「ごめん…」 貴方はと言うので正直に謝ってしまう私 そんな私に貴方は《ぎゅ…》って効果音が似合うみたいに抱きしめられた 「え?」 パニックしていると図星な一言を言われた 「暇なんだろ?」 何だ貴方いつもお見通し抱きしめたまま、頭を撫で撫でされる いつも以上に積極的な貴方になんか企んでる気がしてきました(笑) 《ドテッ》 貴方は目の前で派手に転ける 「ちょ大丈夫?」 さっき以上にパニックになり近寄ったら 「なんだおまえは心配性だな」 うん……いや…あのいきなり恋人が転けたら誰だって心配しますよ多分  
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