バカの壁

女総長

信平『イヤイヤ！アンタ何してんだよ』

真島『は？乗ろうとしただけだろ』

信平『アンタ虎君のケツだろ』

真島『え！コイツ原付だよ』

真島は中村のエイプを指差し言った。

信平『知らねーし！俺は誰も乗せないよ』

藤丸『ワガママ言うなよ！真っ昼間から原付ニケツは無理だろ』

信平『イヤだよ！コイツ高いんだよ！単車持ってない先輩が悪いんだろ』

藤丸は苦笑いし、真島の肩を叩いた。

藤丸『原付ニケツで来い！無理なら電車で来い』

ヴォンヴォンヴォーン！

藤丸達は小さな問題がありながらも、何とか紅高校を後にした。