バカの壁

黒龍會

黒龍會のメンバー達は街を一周し、いつものたまり場である、港へと集まった。

丸川『後ろの奴、聞こえっか？』

族『うっす！』

丸川『じゃあ俺達幹部の最後の挨拶聞いてくれ！』

族『うぉー！』

柳瀬『さすが丸さん！ビシッとやってくれるねぇ』

藤丸『当たり前だろ！なんたって百を越えるチームの特攻隊長だぜ....』

幹部の挨拶が終わり、最後に総長である猿丸がドラム缶の壇上へと立った。

猿丸『このチームの連中はクズばっかだよ』

族の男達は総長のまさかな発言に困惑していた。

ざわざわ....
ざわざわ....