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「良かった…」
「ジェジュン兄さん…」
ホッとしたように僕に抱き着くのはジェジュン兄さん。
いつも本当の弟みたいに僕を可愛がってくれてる。
「気分はどう?」
兄さんの頭を撫でた僕に誰かが声を掛けた。
そっちに視線を向けると
あの綺麗な顔があった。
「気分?別に………っ」
悪くないと言い掛けて僕は体に違和感を感じた。
体が怠くて重い。
不思議に思って体を起こそうとしても
それは僕の意思に反して動いてはくれなかった。
「まだ薬が効いてるから動けないんだよ。」
綺麗な顔の人が優しく微笑みながら教えてくれた。
薬?
いったい僕の体に何があったんだ?
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