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「貴様らは、馬鹿か?」
喋ったと思ったら、この言葉がでてきた。
「はっ!?いきなりそれかよ!?それに俺たち、警察は馬鹿じゃねぇ!!!」
山本警部が言い返した。
怪盗は、またため息をした。
「あのさぁ…あまり、俺にため息させないでくれる?俺の幸せが逃げてしまうじゃん。」
「なんだとぉ!!お前の、幸せなんぞ知るかぁ!」
「それに山本警部、この“懐中時計”の持ち主は桜井じゃないんだよ。あとは、自分たちで調べな!!」
すると、怪盗の飛行船が飛んできた。
「おっ、来たな。」
と、怪盗は小さく呟いた。
飛行船から、縄はしごが下げられ…
「師匠!!迎えに来ました!」
警部達は、飛行船が出てきたので驚いていた…
「つ、捕まえろ!!」
山本警部は、我にかえって部下達に指示をした。
部下達は、山本警部の声で我にかえり怪盗に飛びかかろうとしたが…
――トン
――パシッ
怪盗は、ジャンプし縄はしごに捕まった。
そして…
「我が名は“怪盗―――”!『世界に一つしかない懐中時計』を確かに頂戴した!!」
と言い残し闇の中へと消えた…。
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