盗品01

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昨日の、事件で日本中…いやもしかしたら、世界中…この話しに持ちきりだった… 「ねぇ、昨日“あの”怪盗がでたって!!」 「皆知ってるよ(笑)世界的に有名だからね♪」 「そうだよ!今回は『世界に一つしかない懐中時計』を盗んだよねぇ」 「そうそう、あの懐中時計って桜井さんのじゃないんだよな」 「でね、警察が調べによると…えっと…名前忘れたけど、お婆さんの物なんだよね」 「仰木曄子さんだよ。確か、お母さんの形見で…「それを、桜井さんが奪った!!」…セリフ…取られた…。」 「最低!!お婆さんの大切な物を奪うなんて!!!」 「だよなぁ。それにしても、“あの”怪盗はすごいよ。」 「うんうん!私、会ってみたい!!ってゆうか会いたい!!」 「誰だって会いたいさ!まるで、英雄みたいでさ! そう… 「「「「怪盗クレナイに!!!」」」 って…皆ハモった!!!? どんだけ、言いたいんだよ!」 「私達だって、言いたいよ!ねぇ!皆!」 「「そうだ!そうだ!」」 「…(汗)。いやぁ、流れ的に…俺が、言うもんじゃねぇ?」 「知らないよ!!そんなもん!!」 男の子は、女の子の迫力に負け… 「…………なんか…すいません…。」 誤った。 「「(えっ、誤るんだ。つうか、弱っ!!))」」 と、高校生メンバーはこの時だけ心が一つになった…
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