第一章

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並盛駅からフラフラと出て来たこの男・・・ 「・・・眠い」 名前はほたる。 本人気が付いていないが、かなり注目を浴びている。 何せかなりの美形(読者のご想像で良いです💦)で目立つような格好をしていたからだ。 今日の服装・・・ていうかいつも着物を着用していた。 手には大きなキャリーバッグを持ち、今にも落としそうな、危なっかしい手付きで歩き出した。 空をボケーッと見上げながら独り言を呟いた。 「ドコだっけ?・・・まっ、いいか😏」 その頃並盛中学校では、不思議なことが起こっていた。 それはと言うと・・・ ?「今日何かあったけ?」 ?「さあ・・・また黒曜の連中がやってきたとか⁉」 ?「おっ✨また学校対抗のマフィアごっこか?」 ?「ちげーって言ってんだろ!!野球バカ!!💢」 最初に言葉を発したのは沢田綱吉(2年)。 最後に怒鳴ったのは自称右腕、獄寺隼人。 笑いながら「ごっこ」とか言ったのは山本武。 いつも3人で一緒に話したりしていた。 今日の話題は、何故か風紀委員の人達がバタバタと忙しそうにしている訳だった。 綱「ちょっ💦やめなよ獄寺君!」 隼「10代目がそう仰るなら・・・」 しぶしぶダイナマイトを収めた。 因みに、10代目と言うのは綱吉がイタリア最強のマフィア[ボンゴレファミリー]の次期ボスだからだ。 武「そーそー。そんな花火出して😃」 隼「花火じゃねーっていつも言ってんだろうが!!💣」 一度収めたダイナマイトをまた出そうとした隼人を見て、綱吉が慌てて言った。 綱「そっ💦そう言えば何の話してたっけ😅」 ☆
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