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告白した張本人であるけんは、真っ赤な顔をし、真っ直ぐな視線で乃愛を見る
周りのみんなは只呆然とそこに立っているばかり
そして告白された張本人は………
乃「甘いな、けんちゃん」
チッチと指を振るいけんを見ながら
乃「例えけんちゃんといえど、ただでは付き合ってあげないよ」
乃愛はニコーっと笑いながらけんを見る
ケン「ど、どうすりゃ付き合ってくれんだ」
乃愛が好きなけんは、勿論付き合ってくれるように、必死だ
周りのみんなはまだ呆然と立っているが、沖田は………
沖「ふふっ」
っと笑っていた
乃「お菓子くれたら……おーぃ、けんちゃーん」
乃愛の言葉を聞く前にけんは走って、自分の家のお菓子をありったけ持ってきた
ケン「これでハァハァいいか?」
乃「速いねー、うん
これで付き合ってあげる」
ケン「ほんとか!!」
乃愛は持ってきて貰ったお菓子を口に頬張りながら、悪魔の一言を告げた
乃「うん!
でも、何処に?」
辺りは一瞬にして静かになり、沖田の笑い声だけが響いた
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