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沖「アハハハハ!
アハハハハハハ
それは、可哀想ですよ乃愛
ほら、けんを見てみなさい」
?と頭にだしながら乃愛がけんを見ると、完全に放心状態に陥っていた。
乃「けんちゃん、どうしたの?
どっかに行くんじゃなかったの?」
乃愛はけんの顔を覗きこみながら聞いてみたが、放心状態のけんは、
「あぁ、ぅん、そうだね。
とりあえず今日は帰るわ。」
乃「えっ?
あっ、うん。分かった
んじゃまた明日ねけんちゃん!」
去っていくけんを見ながら、元気に手を振る乃愛にけんは少し手を上げただけで帰って行った。
沖「じゃあ、みんなも帰ろうか
また明日ね」
「「「はーい。
総司兄ちゃんに乃愛もバイバーイ」」」
屯所での食卓にて
乃「ねぇねぇ、おとーさん」
土「何だ?」
乃「あのね、今日ね、色々あったんだよ!」
土「そうなのか?」
土方は優しい笑みで乃愛の頭を撫でる
乃愛は幼子の特権というものを使って、ちゃっかり上座の土方の膝の上に座っている。
上座なため、乃愛の愛くるしい顔をみんなが見えるし、声も聞ける
普通は子供が上座なんて……
と文句を言われそうだが、そこは全員一致で
「乃愛が見れれば」
で収まっている
まぁ、皆が反対をしても土方は納得させるのであろうけれど……
乃愛を自分に近くに置くために
乃「ねぇ、おとーさん?
付き合ってってどういうことなのかな?」
土「はっ?」
土方、いや、皆の時間が止まった
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